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大向 務グラフィック展



サントリー山崎蒸溜所にて


懐かしい!「アンクル・トリス」



本格的な醸造を開始した1924年の
ウイスキー醸造樽(橋本撮影)



藍色が一段と冴える紫陽花をはじめ、
多彩な紫陽花たち(藤森神社6/4 撮影)





 

お節介。
仕事となると、どうしても口うるさくなる。もっともっとスタッフに任せておけばいいのかもしれないが、ついついシビアになってしまう。こんな性格では誰からも嫌われてしまいそうだが、そう簡単には治らないみたいだ。ところで、いい仕事って一体何なのか。クォリティの高いクリエイティブとはどんなものなのか。一生懸命、考えて生み出すコピーやデザインだから、責任感いや使命感があるのは当たり前の話。となると、仕事を進めて行くうちにさまざまなチェックを入れ、より良い表現を求めるために、そこにあるすべてのものを再度整理し、スタッフとともに自分自身への確認をもおこなっていることに気づく。もっとも切り口が見つかっていなきゃ、再びスタートラインに戻ることになるが、そんな時間なんてない。でも、気だけあせっても何も生まれない。だから、お節介といわれても、落ち着いて、しっかり見極めるチカラこそ、クリエイティブ表現の重要なファクターなのだ。もっともっと、頑張らなきゃ。(2002.06.30)

梅雨時のイライラ。
すっかり梅雨らしい天気が続いている。あらゆる生き物にとって恵みの雨というのは理解できるが、じめじめして気分まで暗くなってしまう。だが、考えてみれば原因は天気のせいだけじゃない。この1ヵ月、梅雨空の下、歓声が響き、熱狂をかきたてたW杯で盛り上がり、日本はベスト16、韓国は惜しくも4位 となったことや「どうしたんだ」といいたくなるほどの8連敗の阪神タイガース、いやいやそんなことだけではない。こんや横浜にようやく勝った。仕事がうまくいかないからイライラしているのだろうか。あぁ情けない。気を引き締めて、もっともっと頑張らなきゃ。明日は朝から祇園祭綾傘鉾の準備だ。いよいよ月曜日は吉符入り。さ、なんとかしなきゃ。(2002.06.29)

アジアの夢、届かず。
「夢は叶えられる」そして「ヨコハマで決勝」を合言葉にがんばってきた韓国のサポーターたちが泣いた。残念、無念。W杯準決勝で古豪ドイツと激突した韓国に、最後の最後まで奇跡は起きなかった。遂に夢が散ってしまった。でも、ここまでよくやった。「オー、ピルスン(必勝)コリア」「テーハンミングク(大韓民国)と連呼し、称賛の赤いウェーブが起きる。おなじみの赤一色に染まったサポーターたちの力強い声援、国あげての応援にもっかかわらず、1-0で試合終了。心、熱き国、韓国。よくやった、夢をありがとう。惜しみない拍手を送ろう。負けても何か満足感を感じる。なんだか不思議だ。今回のW杯で、赤色に対するイメージが大きく変わったと個人的に思う。ヒディング監督をはじめ、選手たちの快進撃は凄かった。世界を驚かせた。本当は強かったんだ。日韓共同開催ということもあるが、これほどアジアの血が騒ぐことがあっただろうか。にわかファンの私だが、世界のサッカーを通 して、いろんなことを教えてもらった気がする。ありがとう、テーハンミングク!(2002.06.26)

韓国−ドイツ戦。
やはりW杯サッカーを見てしまった。なんだかテレビの前でドキドキしている。韓国の勝利を祈るだけだ。真っ赤に燃える熱狂的サポーターたちと共にコリアン魂を見せてくれ。強豪ドイツは、次回のW杯開催国だ。今夜はソウル市庁舎まえに150万人のサポーターが集まるとか。ガンバレ!韓国。それにしても激しいゲームの始まり、ドリブルがうまいなぁ。ドイツがリードしているとコメントするテレビ。あ、もう観戦に熱中、集中するために、また明日。(2002.06.25)

キルギスで写真展。
たいへん遅くなったが、写真展に行ってきた。京の花街をテーマにした写 真で知られる写真家・溝縁ひろしさんの呼び掛けで、今秋、旧ソ連のキルギス共和国での写 真展「素顔の日本」が開かれる。2年まえにキルギス国立美術館館長から「日本文化をキルギスで紹介してほしい」と依頼されたのがきっかけだそうだ。前回は「素顔の京都」、今回は「素顔の日本」をテーマに全国の写 真家や愛好家ら百人から作品を集めた。その事前展が祇園のぎゃらりー西利で25日まで開かれている。私も、前回に続き三和町の大原神社大祭を出品した。会場には、祭事、年中行事、四季の風景など、まさしく素顔の日本が並んでいる。それぞれがファインダーを通 して描く日本のイメージを作品にしているのが面白い。写真を通して日本の伝統や文化を紹介するこの企画、世話人の溝縁ひろしさんは「写 真を通じて日本の奥深さを感じてもらえたら。今後、お茶など文化の輪も広げていきたい」と語る。ほんま、写 真って面白いな。世話人の溝縁ひろしさんに感謝、感謝、チャンスをありがとう。(2002.06.24)

一体感の凄み。
きょう韓国がスペインに勝った。試合は前半、後半とも耐え抜いてPK戦に持ち込まれ、全員がキックを決めた。ベスト4、準決勝進出だ。「韓国は試合を重ねる度に強くなっていくチーム」とつくづく思う。凄い勢いだ。いいぞ、いいぞ、次はドイツ戦。ガンバレ、韓国。感動と歓喜。なんか精神力の強さも感じてしまう。それにしても今回のW杯で、これまで経験したことのない一体感を感じる。韓国は国あげての街頭応援、ソウル市庁舎まえの広場は真っ赤に埋め尽くされ、数えきれないほどのサポーターたちが声援を送っている。負けてしまったが夢をくれた日本チームを応援する日本全土も青一色で燃え上がっていた。ここまで世代を超え、心をひとつにするスポーツとはは知らなかった。速さ、激しさ、見せ場は数知れないほど次から次へと生まれてくる、さすがW杯である。想像もつかなかったこの一体感は、時代に何を求めているのだろうか。(2002.06.22)

国歌斉唱。
にわかファンの私は、ご多分に漏れず、すっかりW杯サッカーに釘付けの日々だ。さすが世界を代表する各チームだけに、サッカーの面 白さを教えてくれている。迫力ある試合に歓声が上がり、闘う選手とひとつになるサポーターたち。今日、あのベッカム選手のイングランドがブラジルに破れた。今夜はドイツとアメリカだ。さて、どんな展開があるのだろうか楽しみだ。サッカーといえば、試合が始まる前には、双方の国家が流れる。選手たちはグランドに並んで、国歌を聴くことになる。テレビカメラが選手たちの表情をアップで捉えていく。口を動かしている選手もいれば、口を閉ざした選手といろいろだ。先日までの日本選手は、ほとんど口を動かしていたのが印象に残る。国歌斉唱といえば、いろいろ物議を醸しだし、議論が高まったりする。だが、こういった国際交流の時ほど、国歌の果 たす役割は大きいはず。国歌を誇りに思わない、歌わないなど、反発を抱く人もいるが、個人的には国歌は好きだ。というのは、今回のW杯やオリンピックなど、スポーツ観戦の時だけ愛国者になっている自分がいて、勝利はもちろん、心のどこかで国旗や国歌を待ち望んでいることに気づくのである。やはり日本人の血が流れているからなのだろうか、血が騒いで「頑張れニッポン」と叫んでしまう。愛国心なんて普段ほとんど何も感じない人間なのにね。(2002.06.21)

残念!でもよくやった。
日本チームのW杯も終わった。トルコに負けたのは悔しいけれど、ベスト16に入った健闘こそたたえたい。 試合まえに、日本テレビの福澤さんは「日本の日の丸は『太陽』、トルコ国旗は『三日月と星』。何だか宇宙的戦いですネ」といっていた。この着眼するところが面 白い。それにしても、日本はダイナミックなサッカーを見せてくれた。「ニッポン、ニッポン」と盛り上がったサポーターのパワー。ここまで日本全土を熱くさせたサッカーはなかった。感動と歓喜。さてさて、こうなりゃ韓国を応援するしかない。がんばれ、韓国!(2002.06.19)

やったぞ、日韓の両チーム。
今日はW杯「運命の日」。朝から出掛けた大学の授業でも、青のユニフォームを着た熱心な学生が8人ほど座っていた。30数名のグラフィックコースだけに、よく目立っていた。昼からは会社に戻り、CMづくりの仕事。でも、やはり気になるのが、午後3時半からサッカーの試合。我らがニッポンがH組の決勝トーナメントをかけて、大阪・長居スタジアムでチュニジアと対戦。そこで音消し画面 だけでテレビ観戦。前半が終わり、後半に入ってまもない頃、変わったばかりの森岡選手がゴール。うれしくなって音声つきで後半残りを見入ってしまった。中田英選手もゴールし、2対0で勝利。やった、よかった。歓声が日本各地を覆う。まるで夢を見ているようだった。それから五時間後、こんどは韓国が勝利のゴールを決めた。サンガの朴選手ではないか。日韓いずれも1次リーグ突破である。歴史的な快挙である。青で染まる日本のサポーターたち。赤で埋め尽くす韓国のサポーターたち。いよいよ次は決勝トーナメントだ。がんばれニッポン。がんばれ韓国!(2002.06.14)

梅雨入り
暦の上での入梅の日に、近畿地方も梅雨入り。六月になっても夏日というか晴天が続いていたが、昨夜からは小雨がぱらつき、夕方一気に夕立状態。湿度もかなり高く、むし熱い一日だった。今朝、テレビを見ていて、台風4号の影響と思っていたのだが、ついに「梅雨入りしたとみられる」(大阪管区気象台の発表)。以前なら、もっとハッキリ宣言していたのにね。ま、生きものにとっては恵みの雨の季節。ついに雨に濡れた紫陽花の美しさが一段と冴える頃となった。それにしても、じめじめと蒸し暑いなぁ。 話は変わって、本日より『大向 務グラフィック展』が平安画廊で始まった。毎年恒例になった展覧会だが、常に新しい手法による素敵な表現には驚かされるばかりだ。ことしも凄いスゴイ。みなさんも、ぜひどうぞ。(2002.06.11)
大向 務グラフィック展
◇6/11(火)〜23(日)12:00〜20:00
◇平安画廊 中京区寺町三条上ル

やったぞ、ニッポン!
昨夜は、我が家も8時すぎから日本−ロシア戦(ある人が日露戦争だなんていっていたが、使ってほしくない言葉)をテレビ観戦。ロシアからすぐにボールを取り、ゲームは日本のペースで進んだ前半戦だが0対0。後半戦、まあるで夢のような稲本潤一のゴール。あのロシア相手に勝利の女神が微笑んだ瞬間だ。試合終了のホイッスルがこれほど大きく、うれしく響いたことはないと思った。日本がロシアを破った歴史的な初勝利だ。画面 からも、青一色の波立つスタンド。サポーターたちの熱気と興奮が伝わってくる。決勝点を挙げた瞬間から、歓喜の嵐が日本列島を覆った。やった、勝った。凄いぞニッポン!最終チュニジア戦もガンバッテ!(2002.06.10)

サントリー山崎蒸溜所。
「日本のウィスキーのふるさと山崎峡。ここは昔から水生野(みなせの)と呼ばれた名水の里。万葉人が清流を歌に詠み、中世の貴人は離宮を築いて水に遊び、詩歌管弦に興じました。サントリーの創業者・鳥井信治郎もまた山崎峡に魅せられたそのひとり。1923年、日本でのウィスキーづくりの第一歩を踏み出しました。歴史と文化を育んだ地は、名水が湧き、霧が竹林をやわらかく包み込む適度な温度の保たれる環境にあり、ウィスキーづくりの理想郷でもあったのです。以来、山崎峡は日本のウィスキー文化を育み、琥珀色の傑作を生み出しつづけています」(サントリー山崎蒸溜所パンフレットより抜粋) 先日、成安造形短期大学のグラフィックデザインの学生30数名を連れて、サントリー山崎蒸溜所を訪ねた。目的は、サントリーの広告(洋酒の寿屋時代の「うまい やすい トリスウ井スキー」からサントリーの名作まで)を学ぶためである。かつて、あの山口瞳さんや開高健さんが大活躍したサントリーのPR誌『洋酒天国』の世界をはじめ、「アンクル・トリス」のイラストでおなじみの柳原良平さんなどなど、クリエイターの大先輩たちが築き上げた名作の数々。今年度は、別 室でサントリーのテレビCM特集も見せていただいた。あの独自な発想と語り口のセンスは凄い!なにも足さない、なにも引かない「山崎」の製造工程も見学、おいしいウィスキーの水割りの作り方や飲み方なども教えてもらって学生たちも大喜び。サントリー山崎蒸溜所のみなさんお世話になりました。いろいろとありがとうございました。もちろん未成年者は「なっちゃん」など清涼飲料水しか飲ませていませんよ!さて、サントリーの広告についてのレポートが楽しみだ。(2002.06.09)

醸造開始の1924年 洋酒樽を公開 サントリー山崎蒸溜所
日本で初めて本格的にウイスキー醸造を開始した際に使われた1924年のウイスキー醸造樽がサントリーの山崎蒸溜所(大阪府島本町)の貯蔵庫で公開されている。同蒸溜所は23年の建設で、日本のウイスキーづくりの先駆けとなった。24年に醸造を開始、29年には国産ウイスキー「サントリーウイスキー白札」の発売を始めた。同蒸溜所で現在開催している製造工程見学(午前10時から午後3時までの間の1時間ごと)のコースで、当時の樽四丁を展示している。見学には前日までにサントリー山崎蒸溜所エ075(962)1423に予約が必要。(京都新聞より)

34年ぶり♪亜麻色の髪の乙女
「花王エッセンシャル・ダメージケアシャンプー」のテレビCMから、懐かしいGS(ガソリンスタンドじゃないよ、グループサウンズ)ソングが使われ、ヒット上昇中。実に気持ちいい。歌っているのは6月3日付のオリコンでも5位 と大ヒット中の島谷ひとみ(エイペックス・トラックス/広島県出身)。かつてヴィレッジシンガースという5人グループ(成城大学・成蹊大学・明治大学の大学生で結成)が1968年にヒットさせたナンバー。いまの若い人にとっては新鮮なサウンドであり、私の世代なら思いっきり懐かしい曲。作曲は、ザ・タイガース「花の首飾り」などヒットメーカーのすぎやまこういち大先生。それにしても、井上陽水さんをはじめ、最近GSのリバイバアルソングが目立つよなぁ。個人的にはとてもうれしいことだけど。やはり、いい音楽って、時代を越えて万人ウケするみたいだね。(2002.06.08)

オペラ座の怪人。
劇団四季の「オペラ座の怪人」を京都駅ビルの京都劇場でようやく見た。世界中でもっともチケットが入手しにくいミュージカルと名高い?だけに長い間待った。はやく見たかった。でも遂に実現。これも京都商工会議所さまのおかげだ。感謝、感謝。夕方6時40分に開幕、19世紀のパリ・オペラ座の再現した舞台で、甘美な音楽にのって繰り広げられる哀しくも美しい愛の物語。クリスティーヌに心奪われた怪人(音楽にも並外れの才能をもつ)の嫉妬心…愛の迷宮。歌姫の歌声が響き、愛とドラマの感動の世界。見ていてふと「怪人」って人間誰もの心のなかに棲んでいるのでは、と思ってしまったのは僕だけだろうか。よかった。(2002.06.07)

あっという間に半年。
6月に入って、もう6日も過ぎた。はやいもので今年も半分終わろうとしている。毎日バタバタと時間に追われて暮らしていると、あっという間に半年が過ぎようとしている。今年になって、仕事をはじめ、何を、どれだけ一体したのか。そう考えると、さらに焦ってしまう。どんどん時間だけがはやく流れていく。年々、時間がはやくなるみたいだ。外は夏日が続く。蒸し暑い。梅雨となればうっとしいが、作物には恵みの雨となるから仕方ない。そうそう、季節を楽しむ余裕が大事。焦らず、しっかり方向を定め、頑張るしかない。一年の折り返しは、気持ち良くいきたいものだ。(2002.06.06)

日本列島が熱い。
凄いもんだね。さすがサッカーのワールドカップ(W杯)だけあって、朝から晩までサッカー一色。チケット問題はとても腹が立つ、FIFAどうなってんの?ま、それにしてもサッカー熱って凄いんだね。俄にしろ熱い応援をおくるサポーターの多さには驚かされる。もう祭り状態なんだね。応援ムードを盛り上げる青色の代表ユニホームを身につけ「ニッポン」コール。みんなで、日本ゴールと喜びたい。そのためには、1勝して勝ち点をあげる。「優勝まで勝ち続けてほしい」とサポーターの熱い気持ちと願いはひとつ。いよいよ9日はロシア戦、14日はチュニジア戦。ますます応援ムードも盛り上げりそうだ。がんばれ!ニッポン。それにしても茶髪の選手ばっかりが目立つよ?(2002.06.05)

きょうは虫歯の日。
6月4日といえば、個人的には小学校の頃、歯の衛生週間で虫歯予防デーのポスターをつくったことを思い出す。そういえば最近、歯をラクに磨ける電動歯ブラシが信じられない価格で登場しているのには驚かされる。というのも、かつては安くても1万円、海外の有名メーカーのものだとその倍はしていた。ずいぶん前の話だけどね。食べたあとは、きちんと歯をみがくという習慣。怠れば、虫歯だけですまなく、歯槽膿漏になって歯が無くなるという話(歯無し?)。一分間に約三万一千回も振動し、音波の力で歯こうなどを落とすという最近の電動歯ブラシを使うもよし、手動でやさしく丁寧に磨くもよし。ちゃんと磨いて、男をあげよう。あ、話がちょっと違ったか。ゴメンごめん。(2002.06.04)

クルージング・パーティ。
昨日、神戸でJAGDA(社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)の総会がおこなわれた。会場は、この春に開館した兵庫県立美術館。そこへ全国から多くの会員が集まった。会場では、関西地域のメンバーによる「私のの1点展」も開催され、こちらもHPでおなじみの版画「鶏」を出品。夕方からは、ハーバーランドから船「コンチェルト」に乗って、約2時間の船上パーティで親睦を深めた。約1週間前に東京でお会いした青葉益輝さん、U.G.サトウさん、仲条正義さん、松永真さんをはじめ、福田繁雄さん、長友啓典さん、中村誠さん、勝井三雄さんなど、超豪華な顔ぶれが勢揃い。もちろん、各地からの方々と交流がもて最高に楽しい有意義な時間だった。心より、神戸メンバーの努力に感謝、感謝。(2002.06.02)

きょうから水無月。
いよいよ梅雨を迎え、衣替えの季節。だが、先月から暑い日が続いているため、半袖やTシャツ姿も見慣れてしまった感がある。学校の制服で上着がなくなることくらいかな。釣りファンにとってはうれしい鮎の解禁だ。今月の異称として、おなじみの水無月をはじめ、水月、旦月、季月、伏月、焦月、風待月、松風月、鳴雷月のように、水や風に緑があるかと思うと、季夏、晩夏、長夏、常夏、炎陽、積陽、小暑、極暑などのように、夏、陽、暑のついた暑苦しい名でも呼ばれる。五月雨(さみだれは旧暦で五月、現在では今月の梅雨期に降る雨をさす)のおかげで、じめじめした肌寒さを覚える日もあれば、蒸し暑い日が続いたりとして、しのぎにくい月の始まりだが、ホタルに会える季節でもある。(2002.06.01)