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年末恒例の「まねき」


京都教育大学のみごとな紅葉













 



年の瀬のムード.
 
 師走に入った。朝夕、ブルッとくるぐらい温度も下がり、一気に冬になった感じがする。日一日と日が短くなり、季節風で枯れ葉が舞う。道行く人々も、コート姿が目立つ。あぁ〜、ことしも暦一枚、気忙しい感じがしてくる。
 京の師走の風物詩「顔見世興行」も昨日から始まった。南座前には出演する歌舞伎役者の名前を書いた看板「まねき」も先月の25日の朝、掲げられた。年末恒例のである。ヒノキの板に独特の丸みを帯びた勘亭流の文字で書かれたまねきは47枚。劇場正面 に人気役者の名前がずらり。眺めているだけで、華やいだ雰囲気になってくる。さすが見上げたもんだ。(笑)



京の秋は、まさに錦繍の彩り。


  燃えるような秋。あでやかに赤や黄に色づいた木々の紅葉。自然が染め上げた色は、なんともいえない深い色だけに、思わず見とれてしまう。その絶妙な彩 りは、人の心を揺さぶり、繊細な日本人の感受性を蘇らせてくれるみたいだ。あ、そうそう、大好きなJR東海の『そうだ京都、行こう
キャンペーンの名コピーのひとつ、善峯寺の広告「子どもはひと夏ごとに、おとなはひと秋ごとに、なにか大事なものを身につくように思います。」が頭に浮かんだ。それにしても観光客の多いこと。11月最後の日曜日となった26日は、雨まじりの空模様にもかかわらず、全国から多くの観光客が詰めかけた。紅葉の名所といわれるところは人の列が終日続いたそうだ。いずれにせよ紅葉を楽しみ、深まりゆく秋景色を満喫しよう。

京都デザイン協会会員展
「鴨川一景」

11月20日〜25日、新風館3Fのギャラリーにて開催。ことしのテーマは「鴨川一景」と題し、京が誇る鴨川をそれぞれの視点で捉えた作品展。会員有志26名の力作が勢揃い?!お時間のある方はぜひどうぞ。

久しぶりの更新です。 これからは、少しずつですが発信して 、交流を深めていきたいと考えています。どうかよろしくお願いします。
                        (2006.11.20 橋本繁美)




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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